本当に素晴らしかった昌磨の演技。だのに!!!!

すごく良かった!!!

本当にすご一ーく良かった!!!

そしてやっぱり最初から最後まで

本当に美しかった昌磨のフリー。

一昨日の夜から何度も見返すほど

見入ってしまう。

しかも最初の構成から演技が進むごとに

咄嗟のリカバリーカで

難易度が上がっていった。

サルコーは今季はやらないといって

除いていた構成だけど

それでも結果的には

（きれいに決まったと思うと

本人も言っていた)

冒頭の美しい4ループ・4フリップと

後半に

4トゥ一ループ3トゥ一ループの

連続ジャンプ（今季3Τが戻ってきてほんとうに嬉しい!!!)

2Τになったジャンプの

リカバリーで跳んだ

4トゥ一ループ2トゥ一ループの

連続ジャンプを含む

3種4回もの4回転ジャンプを

組み込んだ形になった

かなりの高難度な構成を

滑り切った今回のフリー。

しかもこの曲。

そこかしこで競技で滑るには

難解な曲と見聞きしますが

（確かに抑揚のない単調な旋律。

盛り上がりがなくて

後押しを得られない曲とも言えます)

競技にこういった曲を

持ってくるなんて

よほどのスケーティング技術がないと

魅せることができないですよね。

（だからこそチャレンジングにこの曲を

選曲したのでしょうけど)

一昨日はそれを見事にものにして

しまっていた昌磨に脱帽だった。

それでもきっと昌磨にとっては

まだまだ完成形ではないのかも

しれなくて。

さらに進化していくと思われる

この先もとても楽しみだ。

（だからまだまだ続けて欲しい・・)

賛否両論あるであろうこの曲だけど

私はけっこう（かなり)好きです。

何というか

ヒーリングミュージックに近い感覚!?

聴いていてとても心地よく

繰り返し聴いていても飽きない。

その曲に更に

昌磨の流れるような美しい滑りと

美しい動きとシルエット。

曲に溶け込んでいるジャンプ。

中国杯以降

（たった2週間で)

かなりブラッシュアップされていた

表現面に関しても

つなぎの部分やステップの動きが

各段に柔らかく

美しさを増していたと思う。

なので

何度見返しても

ほんとうに心地よくて

見れば見るほどに癒されていく感じ。

そんな高い技術と芸術（表現)が

素晴らしく合わさった一昨日のフリー。

後半の4Ｔが2Τになった以外は

（それもすぐさま直後の

最後のジャンプに

リカバリーで4T－2Τを跳んできたのは

改めてほんとすごい!!!!)

目立ったミスもなく滑り切って

本当に素晴らしい演技だったので

会場もスタオベでかなり盛り上がって

いるようでしたね。

私自身もこの演技には

本当に興奮したし感動しました。

でも実は・・

家にＴＶがないので

NHKの特設サイトで

ドキドキしながら

男子シングルフリーの様子を

プログラムの出来映えと技術点を

ちらちらと見ていたんです。

なので昌磨の演技も

結果を知ってから観たので・・

正直動画で演技を見ながら

『すごい、すごい!!』と感嘆しつつも

心の中は何でやねん!?!?

このすごい演技で

これだけのことをやって

何故にこのひっくぅ～い点数で

優勝ではなかったことに

ひとりブーブー文句言ってました。

（鍵山くんのプログラム構成をみると

4Sと4Tの4回転の2本以外は

ジャンプは3回転の構成だったので

全てが上手い鍵山くんでも

たとえノーミスだったとしても

今回は昌磨に軍配があがり

逆転優勝だと勝手に思っていました。

怪我明けで頑張った鍵山くんの演技も

とても素晴らしかったけれども

トータルではやっぱり昌磨が王者だと

思います。)

リンクから上がった昌磨への

ステファンのハグもいつもよりも

長くしっかと抱き締めていて

ぐっときました。

キスクラでも

点数がでる前は

ステファンもデミさんも

笑顔で握手してハイタッチし合って

（スカ!?となったところも笑いが起きて)

とても和やか。

勝利を確信しているかのように

見えたんだけど。

なのに・・

なのに・・

点数がでた後

昌磨も苦い表情だし

ステファンも（今また見返したら首を横に振ってた。)

デミさんも無言で笑顔が固まったままの

『え、何この点数!?!?』（と私には見えた)

と言いたげな表情。

手放しでは喜べない

久しぶりに

いや～～～～～な感じの

結果となってしまった!!!!!

２晩過ぎて

やっと落ち着いてきたけど（私がです)

この１日余りの間

いろいろな想いが

交錯し過ぎて消耗しました。

演技直後の昌磨ではないですが

いらんこと書きそうなので

一旦終わります。